【Python 文法 独学】Python の「型(type)」とは?型の確認方法は?などについて、サクッとまとめました【Python 学習 初心者】

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今回は、Pythonの「型(かた):type」について、

  • 型(変数型)とは?
  • Python の型には、どんなものがあるの
  • 型の確認のやり方とは

について、Python 初心者向けにサクッと解説します。

 

本記事を読むことで、あなたは

  • Python の型とは
  • Python の型に何があるか
  • Python の型の確認方法

について身につけることができます。

 

【Python 文法 独学】Python の「型(type)」とは?型の確認方法は?などについて、サクッとまとめました【Python 学習 初心者】

「型(変数型): type(タイプ)」とは

 

Python 型 種類 2

型(タイプ): type」とは、変数の種類のことです。

 

野菜や果物に様々な種類があるように、

変数にも種類があります。

 

変数の種類ってなに?

と思われるかもしれません。

 

もし変数ってなに?って方は、まずはこちらの記事をどうぞ↓

【Python 文法 独学】Python の「変数」について、変数とは?変数名のコツなど、サクッとまとめました【Python 学習 初心者】

 

 

変数の種類によって、コンピュータ内部での処理方法が違う

処理の方法

ひとことで変数といっても、

(例えば整数と小数など)データの種類が違うと、

コンピュータの中で、処理の仕方が違っているんです。

 

え?どういうこと?

と思われるかもしれませんが、以下のようなイメージです。

例えば、ざっくり中学生の授業といっても、その中には、

音楽、家庭科、技術など様々な授業がありますよね。

そして、

  • 音楽の授業では、音楽に適した教室
  • 家庭科の授業では、家庭科に適した教室

が使われるかと思います。

ここで仮に、中学校を作るとしたら、

  • この部屋は、音楽用の教室
  • この部屋は、家庭科用の教室

のように、前もって決めておくのがいいですよね。

 

変数を定義するというのは、中学校の教室を作ることに似ています。

  • 変数の中に整数を入れるなら、整数の処理に適した変数として定義する
  • 変数の中に文字列を入れるなら、文字列の処理に適した変数を定義する

のように考えるわけです。

 

コンピュータ内部では、

変数の種類(タイプ)によって処理の仕方が違う

なので、前もってデータの種類を考えておくと処理に便利

というわけです。

 

そして、この変数の種類(タイプ)の違いを

型(タイプ)」と

呼んでいます。

 

Python の「型(タイプ): type」には、どんなものがあるの

型 変数の種類 例

Python の型には、以下のものなどがあります。

  • 整数型
  • 小数(浮動小数点型)
  • リスト型
  • 文字列型
  • 論理型

といったものがあります。

(他にもありますが、初学者の方は、とりあえずこれらを理解しておきましょう)

 

Python のそれぞれの型と、それらの英語をまとめておきます。

英語を知っておくと、エラーメッセージなどを理解するときにも役立ちます。

型の英語は「type(タイプ)」です。

Python のプログラムを実行して、

「type error・・・」などが出てきたら、型のエラーだとわかります。

 

整数型

整数は、1、2、3、などのことです。

英語では「 integer (インテジャー)」なので、

整数型は、「int型」、「int type」 などと書かれます。

 

小数(浮動小数点型)

小数は、1.2、3.14、2.732 などのことです。

英語で「 float (フロート)」なので、

浮動小数点型は、「float 型」、「float type」 などと書かれます。

 

文字列型

文字列は、hello とか good などです。

英語で「 string (ストリング)」なので、

文字列型は、「str 型」、「str type」 などと書かれます。

 

論理型

論理は、TRUE(真)FALSE(偽)の2つです。

英語で「 boolean (ブーリアン)」なので、

論理型は、「bool 型」、「bool type」 などと書かれます。

 

リスト型

リストは、複数の変数をひとかたまりにしたものです。

複数のデータを[ ] で囲んで、「 , 」 で区切ったものになります。

[1,  2,  3]

などのように書いて、整数1、2、3をひとまとまりとして扱うことができます。

英語で「 list (リスト)」なので、

リスト型は、「list 型」、「list type」 などと書かれます。

 

 

ちなみに、Python は、変数を定義したら、

代入したものを見て、型を自動的に判別してくれます。

  • 変数に「整数」を代入したら、その変数は「整数型」
  • 変数に「文字列」を代入したら、その変数は「文字列型」
  • 変数に「小数」を代入したら、その変数は「浮動小数点型」

のような感じです。

 

他のプログラミング言語では、

プログラムを書いている人が、その変数はどんな型かを書く必要があるものもあります。

Pythonでは自動的にやってくれるので、ラクにプログラミングすることができます。

 

Python で、型の確認のやり方とは

Python 型 確認

プログラムを書く時に、型が重要になることがあります。

変数の型によってできる操作、できない操作があるからです。

そういった時には、変数の型がわかると便利ですよね。

Python での型の確認は、「type関数」を使います。

type関数の使い方は、以下のように、

type(変数名)

とします。

  • type関数に変数名を与えると、その変数の型が返ってくる

わけです。

 

Python 型確認の具体例 : 準備

Python 型 確認 サンプル コード 1

準備として、まずは変数を定義しておきます。

xyz = 567

という変数定義を行い、print関数で、中身を確認しました。

これで準備オッケーです!

 

これらはなにやってるの?って方は、まずはこちらの記事をどうぞ↓

【Python 文法 独学】Python の「変数」について、変数とは?変数名のコツなど、サクッとまとめました【Python 学習 初心者】

 

 

Python 型確認の具体例: 確認方法(その1)

Python 型 確認 サンプル コード 2

Pythonの型の確認には、type関数を使います。

In [7] で、

type( xyz )

と打ち込んで、[shift]と[return]を同時に押します。

すると、Out[7] として、int (整数型の意味)が出力されました。

変数「xyz」は、整数型であることがわかりました。

 

 

Python 型確認の具体例: 確認方法(その2)

他にも、print関数を使う、型の確認方法があります。

Python 型 確認 サンプル コード 3

In [9] で、

print( type(xyz) )

と打ち込んで、[shift]と[return]を同時に押します。

すると、 結果として、<class ‘int’> (整数型の意味です)が出力されました。

変数「xyz」は、整数型であることがわかりました。

 

ちなみに、In [9] では、type関数とprint関数の2つを組み合わせて使っています。

まず変数「xyz」の型がtype関数で調べられ、

返ってきて結果が、print関数によって表示されます。

(数学でいう合成関数のような感じですね)

 

 

このようにして、Python で型を確認することができます。

 

 

 

本記事で、あなたは

  • Python の型について
  • Python の型に何があるか
  • Python の型の確認方法

について身につけました!

bサイン

 

 

 

というわけで本記事では、

Pythonの「型(かた):type」について、

  • 型(変数型)とは?
  • Python の型には、どんなものがあるの
  • 型の確認のやり方とは

について、Python 初心者向けにサクッと解説しました。

 

 

 

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