今回は、Pythonの「比較演算子」について、
- Python の比較演算子とは?
- 比較演算子には、どんなものがあるの?
について、Python 初心者向けにサクッと解説します。
本記事を読むことで、あなたは
- Python の比較演算子の知識
- Python の比較演算子に種類
について理解することができます。
【Python 文法 独学】Python の「比較演算子」とは?具体的にどんなものがあるの?について、サクッとまとめました【Python 学習 初心者】
Python の比較演算とは?
比較演算というと、難しく聞こえますが、
要するに、大きいか、等しいか、小さいか、などのことです。
数学で習った等号や不等号の話になります。
比較演算1(不等号を使ったもの)
不等式には、
(1), 1 < 2
(2), 1 > 2
などのものがあります。
え?(1)の不等号は正しいけど、
(2)の不等号は成り立たないよね?
と思われたかもしれません。
その通りでして、数学で使っていたのは、
正しい不等号を書いていたことが圧倒的に多かったかと思います。
プログラミングでの比較演算には、
不等号でつながったものが正しいか・正しくないか調べる
という演算があります。
例えば、
- 1 < 2
不等号の向きが正しいので、この式が正しいです。
これをプログラミングでは「真(True)」と表現します。
- 1 > 2
不等号の向きが正しくないので、この式は間違いです。
これを「偽(False)」と表現します。
比較演算2(「等号2つ」や「ノットイコール」を使ったもの)
他にも、比較演算には、
- 2つが同じか(等号が成り立つか)どうか調べる演算
- 2つが違うか(等号が成り立たないか)どうか調べる演算
もあります。
2つが同じか(等号を成り立つか)調べるには、
等号が2つ並んだ「==」という演算子を使います。
例えば、
(1), 1 == 1
(2), 1 == 2
(1), の式は、「==」の左と右が同じなので、正しい式と判断されます。これを「真(True)」と表現します。
(2), の式は、「==」の左と右が違うなので、間違った式と判断されます。これを「偽(False)」と表現します。
他にも、
2つが違うか(等号が成り立たないこと)を調べるには、
ビックリマークと等号が2つ並んだ「!=」という演算子を使うこともできます。
このように、比較演算とは、
等号・不等号でつながったものについて、真か偽かを調べる演算
になります。
Python の比較演算子の種類
比較演算(1): 大小関係を調べる
(1), A > B
A が Bより「大きい」なら「真(True)」
そうじゃなかったら「偽(False)」になります。
(2), A < B
A が Bより「小さい」なら「真(True)」
そうじゃなかったら「偽(False)」になります。
(3), A >= B
A が Bより「大きい」か「等しい」なら「真(True)」
そうじゃなかったら「偽(False)」になります。
(4), A <= B
A が Bより「小さい」か「等しい」なら「真(True)」
そうじゃなかったら「偽(False)」になります。
比較演算(2): 等しいかどうかを調べる
(1), A == B
A が Bと「等しい」なら「真(True)」
そうじゃなかったら「偽(False)」になります。
(2), A != B (「ノットイコール」と読みます)
A が Bと「等しくない」なら「真(True)」
そうじゃなかったら「偽(False)」になります。
(2)の「!」は「ビックリマーク」とか「エクスクラメーションマーク」などと呼ばれています。
「 != 」は、「!」と「=」くっつけて1つの演算子として使います。
本記事を読むことで、あなたは
- Python の比較演算子の知識
- Python の比較演算子に種類
について理解することができました!
というわけで、今回は、
Pythonの「比較演算子」について、
- Python の比較演算子とは?
- 比較演算子には、どんなものがあるの?
について、Python 初心者向けにサクッと解説しました。
こちらもございます↓