【Python 文法 独学】Python の「変数」について、変数とは?変数名のコツなど、サクッとまとめました【Python 学習 初心者】

Python

今回は、Pythonの「変数(へんすう)」について、

  • 変数とは?
  • 変数名のつけ方
  • Pythonでの変数の使い方

について、Python 初心者向けに解説します。

 

今回の記事を読むことで、あなたは、

  1. 変数を作り方
  2. 変数の中身に値を代入する方法
  3. 変数の中身を確認するやり方

を身につけることができます。

 

 

【Python 文法 独学】Python の「変数」について、変数とは?変数名のコツなど、サクッとまとめました【Python 学習 初心者】

Python の 変数とは?

変数とは、データを入れておく入れ物のことです。

 

プログラミングは、ざっくり言うと、

  • データを用意
  • データを処理

の2つの組み合わせで成り立っています。

 

データを用意するときに変数を使います。

 

コンピュータで処理したいデータは、

一時的に、変数に入れることで、

コンピュータ上にデータを置くことができ、

データの処理に使うことができるようになります。

 

つまり、変数は、データのおきば、というわけです。

Python の変数名のつけ方

変数を使うには、「変数名」が必要になります。

変数名は、変数を区別するための名前です。

 

変数名をつける時のポイントは、変数の中に

  • 何が入っているか、わかりやすいようにする

のがポイントです。

 

例えば、変数に温度のデータを入れたいとします。

変数名は(基本的に何でもいいので)

(1), abc

(2), temperature

のように、どちらの文字列でも定義できます。

でも、(1)だと、変数名を見ただけで、

  • 中に何が入っているか、わからない

ですよね。

それに対して(2)だと、変数名を見れば、

  • 中に気温が入っているのが、わかりやすい

ですよね。

変数名は、プログラムを後で見た時に、

  • 自分や他人が見てもわかりやすい名前

をつけるように心がけるのが大事です。

 

(ちなみに厳密に言うと、変数名は何でもいいわけではありません。

例えば、Pythonで特別な意味を持つ文字列(予約語)は、変数名として使うことができません。

if とか else とか for とかは、すでに変数以外の意味を割り当てられているからです。

このような予約語は、変数名として使うことができません。

初心者の方は今は、そういうのもあったな、くらいでオッケーです。)

Pythonで変数を使うには

上の画像のIn[1]のところで、今回行うことを説明しました。

1行の最初に「#」が付いています。これは

  • この行はプログラムでなく、コメントだよ

とコンピュータに伝える役割があります。

  • コメント」は、ヒトがプログラムを見て、理解がしやすくするための情報を書きます。

つまり、1行目の

# 変数名を定義します

は、Pythonにプログラムでない行だと判断されます

単純に、読者のあなたのわかりやすさのために書いている文になります。

 

次に、In[2]の行をみてください。

abc = 123

と入力されています。

1行の左側に変数名を書き、変数名の右側に、「= 123」と書いています。

変数名は何でもいいので、今回は「abc」にしました。

「= 123」で、変数の入れ物に「 123」というデータを入れる「代入」の操作をしています。

ここで注意なのですが、

「=」は、数学では等号の意味ですが、

  • Pythonでの「=」は、「代入」の意味です

詳しくは本記事の下に「代入」の解説記事のリンクを貼っておきますので、気になる方は参照してみてください。

この記事の後に読まれるのがオススメです。

 

In[2]までで、変数「abc」という箱の中に、データ「123」が入った状態になっています。

 

え?ほんとにそうなの?

 

と思われるかもしれませんので、

変数の中に値が入っていることを確かめる方法を示してみます。

Pythonで変数の中身を確認する方法

シンプルな確認のやり方は、

  • 変数名を書いて、[shift]と[return]を同時に押す

ことです。

In[3]で、変数名「abc」と入力して、[shift]と[return]を同時に押しています。

すると、Out[3]として、「123」と出力されているのが確認できます。

この確認のやり方は、今使っているjupyter notebookでのやり方になります。

 

 

他の環境の場合には、

  • 「print関数」を使って変数の中身を確認

することができます。

print関数の使い方は、In[8] のように、

  • print( 変数名 )

として、カッコの中に変数名を書きます。

 

[shift]と[return]を同時に押すと、その下に、

変数の中身「123」が出力されています。

 

 

今回の記事で、あなたは、

  1. 変数を作り
  2. 変数の中身に値を代入して
  3. 変数の中身を確認する

ことができるようになりました!

 

 

というわけで、本記事では、

Pythonの「変数(へんすう)」について、

  • 変数とは?
  • 変数名のつけ方
  • Pythonでの変数の使い方

について、サクッとまとめました。

 

 

Python の「代入」についての解説記事はこちらになります↓

【Python 文法 独学】Python の「代入」について、代入とは?代入での注意点など、サクッとまとめました【Python 学習 初心者】

 

 

 

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