【Python 文法 独学】Python のループ(繰り返し)「while (ワイル)文」とは?while文の使い方や注意点、サンプルコード・具体例など、ループの書き方をサクッとまとめました【Python 学習 初心者】

python ループ 繰り返し while 文 サンプル コード Python

今回は、Python での「while 文(ワイル文)」の使い方をご紹介します。

  • お腹がすいてるなら、食べ続けていい

みたいな、条件を満たしている間に同じ処理を繰り返す処理を使いたい時に活躍します。

 

このような同じ処理を繰り返す処理を記述する文を

繰り返し文」と言います。

プログラムで繰り返し文を表現するときに使うのが、

while 文」になります。

 

プログラミングで、while 文はよく使います。

そこで本記事では、

  • while 文とは?
  • while 文の使い方、注意点、
  • while 文のサンプルコード・具体例

などの基本知識をサクッとご紹介します。

【Python 文法 独学】Python のループ(繰り返し)「while (ワイル)文」とは?while文の使い方や注意点、サンプルコード・具体例など、ループの書き方をサクッとまとめました【Python 学習 初心者】

while (ワイル) 文とは?

python ループ 繰り返し while 文

Python  while 文を使うと、

条件が満たされる間、ある処理を繰り返す

という命令を書くことができます。

 

例えば、日常の会話でも

「お腹すいてる間は、食べていいよ」

という言い方をしますよね。

 

これは、条件「お腹がすいてる」を満たすときは、

「食べること」を実行しつづけるわけです。

プログラミングでも、

こういう処理の流れを書くことがあります。

Python では while 文を使うことができます。

 

ちなみに、英単語としての while は、

〜の間」という意味です。

なので、プログラミングでのwhileは

「条件が満たされる”間”、・・・をする」

のような書き方につかえるわけです。

 

繰り返し」は「ループ」と言ったりもします。

同じ意味になります。

while 文の使い方

python ループ 繰り返し while 文 使い方

while 文は、だいたいこんな使い方をします。

 

while  条件:

     処理

 

これだけです。

while の右横に、条件を書きます。

この条件が成り立つ時は、次の行の繰り返し部分の処理を実行します。

繰り返し部分の処理が実行し終わったら、

もう一度上のwhileの条件の評価に戻って、

条件が成り立つか評価します。

そして成り立つ場合には、繰り返し部分の処理を実行します。

while 文の1行と、条件が成り立つ間に実行される処理の部分をまとめて「while ブロック」と読んだりします。

 

while の条件が成り立たなかったら、繰り返し部分の処理を飛ばして、whileブロックを終了します。

(通常は)さらに下の行に進みます。

 

 

while 文の注意点とは

注意点2

(1), 条件の右側には、「:(コロン)」をつける

よくあるのが、条件の右横に「:」をつけ忘れることです。

while と 条件は、同じ行に書きます。

そして条件の右端には、「:」をつけます。

条件の終わりには、「:」をつけるようにしましょう。

 

(2), 処理の部分は、インデントする

while と条件を書いたら、

次の行には、条件を満たすときにする処理を書きます。

「おなかが空いている間は、食べていい」

だったら、

条件は「おなかが空いている」

処理は「食べる」

となります。

この処理「食べる」を書く場所が注意です。

 

while おなかが空いている:

   食べる

 

whileよりも、食べるは、右側にインデントする必要があります。

このインデントによって、

ここが処理だよ

と、Pythonに知らせています。

 

 

 

while 文のサンプルコード・具体例

python ループ 繰り返し while 文 サンプル コード 例 具体例

while 文を使って、プログラムを書いてみます。

 

while 文のサンプルコードとして、よくあるのが、

条件を満たす間は、数字を1つずつ増やしていく

というものです。

具体的には、例えば、

「ある変数の値が10より小さい間は、数字を1つ増やす」

といった感じのものです。

 

python ループ 繰り返し while 文 サンプル コード1

python ループ 繰り返し while 文 サンプル コード2

準備として、変数を用意しておきます。

最初の値が1であることに注意してください。

 

python ループ 繰り返し while 文 サンプル コード3

「変数の値が5より小さい間」の部分は

while hensu < 5:

と書いています。

1番右に「:」を忘れないようにしましょう。

hensu < 5 が条件で、まず、これが評価されます。

hensu の値は最初1なので、

hensu < 5 は、1 < 5 で、この式は真(True) です。

条件は満たしているので、処理を実行します。

 

今回の処理は「変数の値を1つ増やす」になります。

これを

hensu   =   hensu + 1

と書いています。

この「=」は、Python プログラミングでは、

代入」の意味です。

数学の等号の意味でないので注意しましょう。

 

「代入」ってなんだっけ?という方はこちらの記事もございます↓

【Python 文法 独学】Python の「代入」について、代入とは?代入での注意点など、サクッとまとめました【Python 学習 初心者】

 

この式

hensu   =   hensu + 1

の処理は、

左辺 hensu +1の結果を、右辺のhensu に代入する

という意味になります。

この式を実行すると、hensu はもともと値が1だったので、1増えます。

なのでこの処理の実行後は、

hensu の値が2になっています。

 

処理を終えたら、もう一度、条件が評価されます。

条件部分 hensu < 5 が真か偽かを調べられるわけです。

hensu は、処理を行ったので、値が2になっています。

2 < 5 は真なので、

hensu   =   hensu + 1

を処理します。

 

「条件の評価・変数の値を増やす」

を繰り返すと、

hensu の値が5になります。

この時、while 文の条件

hensu < 5 は、5 < 5 で、この式は偽(False) です。

条件を満たさないので、処理を実行しません

 

while ブロックを終了して、次の print 文を実行します。

whileブロックは変数の値が5の時に終了するので、

print文での変数の値が5と表示されているわけです。

 

注意点は、以下の3つになります

  • 条件の右端の「:」を忘れない
  • while ブロックの中の処理は、インデントする
  • ループが終わったら実行する文は、インデントしない

 

インデントのある・なしでプログラムの意味が変わるので注意しましょう。

 

 

というわけで、本記事では、

  • while 文とは?
  • while 文の使い方、注意点、
  • while 文のサンプルコード・具体例

などの基本知識をサクッとご紹介しました。

 

 

 

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